2011-01-01から1年間の記事一覧

映像の意味するもの その1

今年の暑い夏も終わって(今日の日中はかなり暑いのですが)、そろそろ怖い話もその存在価値を失いつつあります。そこで、安直ながら、今回のブログのタイトルを『怖い話 その6』から改めて、『映像の意味するもの その1』にしました。今回の内容は、前回…

9月23日の夕方と夜に見たもの

ここのところ天気が続いて、地元では稲刈りのシーズンになってきました。先日の台風で、地元の田んぼでもかなり稲が倒れてしまいましたが(私の借りている田んぼでもひどいことになっていますが)、それにもめげず多くの人たちがこちらにやって来て、あちこ…

怖い話 その5

前回の怖い話で予告したとおり、今回も『世にも怪奇な物語』という映画について話したいと思うのですが、その前に、私がエドガー・アラン・ポーに関してどの程度の知見があるかを(大したことはないのですが)明らかにしておきたいと思います。言うまでもな…

私の本業 まだまだ、これから

前回の記事で、きゅうりの契約出荷を無事に今年は終了したことを書きました。けれども、ここで誤解があるといけないので補足説明をしたいと思います。契約出荷が終わったのだから、今年のきゅうりの収穫と出荷の仕事もすべて終わったようにとられたかもしれ…

私の本業 きゅうりの安定した契約出荷を祝して

今年のきゅうりの契約出荷(JA信州うえだでは、契約販売と言っています。)がやっと明日9月9日で最終日を迎えます。今日の夕方のきゅうりを取ってみてやっと私はわかったのですが、何とか去年に引き続いて自力で明日は出荷終了できそうなのです。この契…

怖い話 その4

今回はいよいよ私が、今まで見てきた中で一番怖かった映画について書こうと思います。それは『トビー・ダミット』という映画です。この映画は、だいぶ昔になりますが『世にも怪奇な物語』というオムニバス映画の第三話で、『悪魔の首飾り』という邦題が付い…

怖い話 その3

以前『怖い話 その1』で、子供の頃に友達同士で怖い話を出し合って遊んでいたことを書きました。そこで話された自動車のバックミラーにまつわる話はどうだったかと、思い出してみることにしました。当時は東京などの都会では交通戦争が激しくて、命を落とす…

怖い話 その2

本当は、本業以外に書きたいことがいっぱいあるのですが、最近どうしても私の本業の話に行ってしまいます。今年はどうしても、今のうちにきゅうりの木に関わって手間をかけておかないと後悔しそうなのです。もう既に8月も下旬に入っています。長丁場と言わ…

私の本業 炎天下ニモ負ケズと言いたいところですが…

ここのところ本業が忙しくて、このブログに書くこともままなりませんが、それにはそれだけの理由があります。去年に引き続き、今年もきゅうりの木が枯れずに生き残っているので、それを維持するために時間を惜しんで、きゅうりを収穫し出荷し続けなければな…

私の本業 忙しいけれども、今年は…

きゅうりとトマトの収穫と出荷が重なる関係で、毎年7月と8月は物凄く忙しくなります。今年もやっぱり忙しいのですが、年毎に作業方法を改良している成果が最近になってやっと目に見えてきています。きゅうりもトマトも栽培管理が悪いと、短期間に大量に出…

電気は怖いエネルギー?

今回私は、電気エネルギーに関して真面目な議論をするつもりはありません。しかしながら、これほど現代に生きる私たちにとって、水や空気と同じくらい身近で必要不可欠になったエネルギーは他にはありません。しかも、電気エネルギーへの依存度は高く、そこ…

私の本業 今年の誤算

毎年この頃になると、きゅうりとトマトの栽培管理と収穫・出荷に追われて時間が足りません。こういう時にかぎって、助けてくれる人がいません。毎日続くきゅうりの収穫・出荷にしても、一般のサラリーマンの勤務時間外に作業があるため(定時の時間外の作業…

私の本業 熱中症の一歩手前で

今日は夏至だそうです。一年のうちで一番、昼が夜より長い日であり、昼間の太陽が一番高い位置にあると言われています。 しかも、今日は朝から晴天で、遠くの山までくっきりと見えるほど、青空が広がっていました。太陽からの日差しは強烈でしたが、風はそよ…

私の本業 感動の手植え

この前、NHK教育テレビの『100分de名著』を見ていたら、『感動のDNA』という言葉があることを知りました。今回の記事のタイトルは、それをもじって作りました。 今年私は、JA信州うえだの指導員の指示で、去年までとは別の地主さんの田んぼを借り…

私のプロフィール 物理の授業がわからなくなる

高校二年の時、私は物理の授業がわからなくなりました。物理学といえば、数学と並んで自然科学の一分野として重要な科目です。何処でわからなくなったかを示しましょう。そうすれば、私の挫折に共感する人も多いのではと思います。今のご時世、高二の頃の私…

私のプロフィール 新入社員のもらった辞令

私は大学卒業後、あるソフトウェア開発会社(Wikipediaにも載っています。)に就職しました。当時のソフトウェア開発業界は、これから業務が増えるのに人手不足で広く人材を募集しなければなりませんでした。私もその一人として採用されました。大学4年の2…

アニメーション 『ハートカクテル』

いつ頃だったか忘れてしまいましたが、夜遅く短い時間でアニメーションをやっている番組がありました。『ハートカクテル』というのがその番組名でした。テレビで毎回見ていたわけではありませんが、当時映像媒体の一つであったレーザーディスクでまとめて見…

架空の人物たち (その3) 『黒田さん』

私がおそらく初めてテレビで『黒田』という苗字の人物を見たのは、実写版『ジャイアントロボ』のゲストキャラの『黒田君』だと思います。主人公の少年の同級生なのですが、悪の組織のれっきとした悪い少年でした。また、後に戦隊もので女優の黒田福美さんが…

たとえ売れなくても…

今回の記事を書くにあたって、きっかけがあったことを最初に述べておきたいと思います。それは次のようなことでした。昨日私は、仕事場のビニール・ハウスに向かう途中で、残念な物事を目にしました。軽トラを運転中の私が見かけたところでは、アスファルト…

ある町工場の発想

私の実家の周辺は昔(戦後の昭和30年代から50年代)、小さな町工場を持つ中小企業(もしくは、零細企業)が沢山ありました。私の実家自体、アルミ溶接をする小さな町工場でした。しかし、世の中の景気が悪くなるにつれて、廃業もしくは倒産してなくなっ…

まさかの話 『ヒカルの碁』

レンタルビデオのアニメで、また、中古本のコミックスで、私は『ヒカルの碁』を見て知っています。特に、その第一巻はアニメでもコミックスでも衝撃的でした。どう見ても普通の小学6年生の主人公進藤ヒカルの心に、平安時代の天才棋士だった藤原佐為の霊が…

怖い話 その1

これから暑い日が続きそうなので、心だけでも涼しくなりたいと思いました。最初にお断りしておきますが、この手の話がダメな人や心臓の弱い人は、このタイトルの記事を読まないほうがいいと思います。 そういう私も、子供のころから怖い話はダメなほうでした…

私のプロフィール 30年前に聞いていた曲

いくら本業で忙しいといっても、音楽を聴くヒマさえない、というわけではありません。二、三年前に、私はスティック・メモリー・タイプのMP3プレイヤーを買いました。仕事に支障がない範囲で、いろんな曲を入れて聴いています。その中に、二十歳前後の私…

私の本業 生産者の責任

ここのところ、ブログに書きたいことはあるのですが、それどころではないほど本業の方で時間を取られています。最近、卸売り市場で野菜がさばけなくて困っています。その一方で、なぜか野菜の苗が地元ではよく売れます。その詳しい理由はさておき、レタスの…

私の本業 閉店30分前に売れたレタス!?

今年は年の初めからつい最近まで、朝夕が例年以上に寒くて、低温に強いはずのレタスさえも生育が悪く苦労しています。でも、3月末にビニールハウス内の地面に植えてからは、逆に日中が暑すぎる日が続きました。高温多湿で最初のうちは、苗の根のはりも良く…

私の本業 データの生かし方

ー週間くらい前から、作業の状況が変わってきています。天候も、暖かくなりそうでしたが、ここ一週間で天気の悪い日が多くなって、この時期としては若干涼しい気候になってきました。 しばらく苗屋さんへのレタスや春キャベツの苗の出荷が続いていましたが、…

荒川放水路のナゾ

東京都足立区の私の実家から南へ10分歩いたところに、西から東へ流れる大きな一級河川の荒川があります。私が小学生の頃、この川は荒川放水路と呼ばれていました。『荒川』なのに何で『荒川』の『放水路』なのかを、小学校では誰も疑問に思いませんでしたし…

私のプロフィール サンダーバードを見ていた

小学生の頃の私は、『サンダーバード』というイギリスの人形劇をテレビで見て、思わず釘付けになっていました。これが、ただの人形劇ではない。毎回、想像もできないくらいかっこいいデザインの乗り物や機械や装置、つまり、すごいメカが(全て模型ですが)…

「やれるもんならやってみろ。」

私がこの言葉を聞いたのは、ある日のテレビニュースを見た時でした。記者団の追っかけマイクに向かって、石原都知事がそう返答されていました。そこで問題になっていたことの是非はともかくとして、ネット上では「やれるもんならやってみろ。」と石原都知事…

私のプロフィール 若きアニメおたくの悲劇

私は現在、周囲を山に囲まれた長野県上田の地で、富士見台という小さな山の上(もしくは、丘の上)に住んでいます。毎日、空のかなたに見える山々を目にしていると、とても心が落ち着きます。私の母は、私とは逆で、海の近くの場所(もしくは、海の見える場…