2024-01-01から1年間の記事一覧

さる女性のチェッに思ったこと

先日NHK総合テレビの『チコちゃんに叱られる』を観ていたら、「ささいなことで好きな気持ちが冷めるのはなぜ?」という問題の解答VTRの中で、ちょっと気になるシーンがありました。とは言っても、それは批判ではありません。一瞬唖然として、後で笑っ…

PТAに対する野次馬的見解

最近、学園を舞台としたテレビドラマを観ていて、少し私の心にひっかかるものがありました。その中でも特に、バカリズムさんの脚本でPТAを風刺したドラマ作品を観て、現在の親御さんの気持ちってそんな感じなのかなあ、と思うところがありました。すなわち…

とある価値観の場外乱闘に興味を持つ

私は、大学の専攻が、文学部の英文学科でした。なので、H大学の卒業論文として、イギリスの小説家トマス・ハーディの作品『ダーバヴィル家のテス』をとりあげました。論文作成当初は、本作品のストーリーに即して、主人公の女性は一体何者なのかという視点…

地震は忘れた頃にやって来る

私は、東京で生まれ育ったため、子供の頃から地震があると「地震は忘れた頃にやって来る。」とよく大人から聞かされてきました。「震災は忘れた頃にやって来る。」とか「天災は忘れた頃にやって来る。」という同様な言葉も教わりました。そういえば、9月1…

ダビデ像の裸体はワイセツか?

少し前のことだと思いますが、「裸のダビデ像はワイセツである。」あるいは「そのダビデ像はポルノである。」と訴えた人がいるという事件がありました。そのワイセツという根拠は、それが男性の裸を表現している像であること、すなわち、男性の性器もあらわ…

何をどうやって『尊重』するのか?

今回は、日常的でありふれていることに関して、なるべく理屈っぽく考え述べてみることに致しましょう。「他人の意見を尊重する」とか「個人を尊重する」と、よく言われます。日本国憲法の第十三条には、「すべての国民は個人として尊重される。」とあります…

猫の日に一言

先日の2月22日は、『猫の日』でした。それで思い出されることを2、3述べておきたいと思います。私は、生身の猫を飼ったことがありません。よって、想像上の『猫』の話をします。まず、頭に浮かぶのは、夏目漱石さんの『吾輩は猫である』です。小学校の…

テレビドラマと漫画原作に思うこと

私は、1986年リリースの渡辺美里さんの『My Revolution』が好きでした。ただし、その曲を単体で好きだったわけではなくて、当時オンエアされていたテレビドラマ『セーラー服通り』のオープニング主題歌として好きだったのです。シングルレコ…

『ノンマルトの使者』を再評価する

以前、ウルトラセブンの『ノンマルトの使者』において「キリヤマ隊長の判断は正しかったのか?」というブログ記事を書きました。彼の判断の是非を議論していると、らちが明きそうにないので、今回のブログ記事は、もう少し違った視点から述べてみようと思い…

創作力にまさる想像力を育てよう

私は高校2年の時、文芸部の部長になりました。そこで、顧問の先生に初めて挨拶をしに行きました。その先生は、別の学年で国語を教えている、40代の女性教師でした。「今度、文芸部の部長になった、黒田です。小説や詩を書いています。」みたいなことを申…

理解度は試されていた

これは、私が今年の1月1日に経験した2つの出来事を切り取って書いてみたものです。その時、私は長野県の某アパートの一室で一人でテレビを観ていました。誰かが目撃者や証人として居たわけでもありません。つまり、まったくの私事(わたくしごと)なので…

何と、南斗六星を見た!

夏場から秋にかけて、今年も忙しい日々が続きました。そのために、どうしてもブログ記事として書くことができなかった事柄がありました。ここのところ、やっと、それを書ける余裕ができましたので、書いてみることにしました。 先ほど述べたように、私の仕事…

チェスゲームの考察

今日の午前中に、NHK総合テレビのワールドニュースを観ていたら、戦争・軍事のトピックスばかりでしたが、特集でアメリカのニューヨークで行われているチェスパーティが紹介されていました。アメリカでは、コロナ禍の期間中に、ネット上での対戦チェスを…