2023-01-01から1年間の記事一覧

『月着陸CG動画』に物申す

最初に断っておきますが、私は物理学者でも宇宙開発の専門家や研究員でもありません。H大学文学部を卒業しているので文学士の称号は持っていますが、科学技術者ではありません。しかし、日本の月面着陸CG動画を見るたびに、いつも疑問に思うことがありま…

AIロボットのリスクを考える

かつて私は、2020年7月6日に『心や感情を持ったAIの悲劇』というタイトルのブログ記事を書きました。その当時の私が考えていたことを、こと細かく述べていました。しかし、あれから世の中も変わってきて、AI搭載ロボットもさらなる進化を遂げつつ…

他人の夢を、バカにするな!

今年のプロ野球は、阪神タイガースが日本一になりました。それにちなんで、久しぶりに観てみたDVDソフトがありました。劇中、登場人物のほとんどに、あの頃知られていた阪神タイガースの選手の名字が付けられていた、あのテレビドラマです。地元の古本屋…

ム―ドを翻訳する

ネットのYouTubeで小林麻美さんの『雨音はショパンの調べ』を観ていたら、その原曲の”I like Chopin”(日本語歌詞付き)の動画に気がつきました。『雨音はショパンの調べ』の歌詞もなかなかなものですが、その原曲の歌詞も興味深く思いま…

『気持ち悪さ』の正体

わたしたち女は多くの魂をもっているのです。あなたたちは、たった一つの魂しかもっていません。それもわたしたちのよりはたくましく、しばしば残酷で、非道でさえあります。 ― 『ジャン・クリストフ』(ロマン・ロラン著、白井健三郎訳)より引用 今回のテ…

品格の街に想う

かつて渋谷は若者の街ではなかった。そこで、若者に多く来てもらって、商売繁盛につなげたかった。私は、商売繁盛が悪いとは言っていません。しかし、毎年ハロウィ―ンの時期に若者たちが集まる渋谷の街をテレビのニュースなどで観て、なぜか複雑な気持ちにな…

たわけ者の最期

今回の記事のサブタイトルは、「それでもあなたは織田信長が好きですか?」にしておきます。テレビのバラエティー番組で時折やっている『あなたの好きな戦国武将ランキング』でいつも上位にランクインするのが、この織田信長さんであります。桶狭間の戦いや…

将棋が強くなれなかった理由

ここ数カ月間、本業に全集中だったので、ブログ記事を書くのをご無沙汰しておりました。それほど私の本業は、正解のない問題やトラブルばかりなのです。つい昨日も、田んぼの奥の方に空きスペースがあるので、そこまではぜかけ資材を運ぼうとして軽トラを田…

『夜汽車』などの私的なイメージ

ここのところ、恋の季節ではなくて本業の季節で忙しくて、このブログを書くのがおろそかになっていました。本当に今時分が忙しくないと、この一年間を棒に振ってしまう。それくらい大切な時期に、毎年のことながら突入していました。私の関心はもっぱら、無…

その日限りのお楽しみ

今から半世紀くらい前の、ちょうど5月5日のこどもの日の午後に、私は何となくラジオのスイッチを入れました。すると、フジテレビのアニメ『いなかっぺ大将』の主人公の大ちゃんがしゃべっているのをキャッチしました。そう、それは、おそらく文化放送で、…

あれから40年....

綾小路きみまろさんのネタをパクって申しわけありません。が、私の今回取り上げるのは、老夫婦のことではありません。最近話題の『チャットGPT』という人工知能ソフトのことです。このコンピュータソフトは、その使い勝手の良い性能ばかりが評価されてい…

選挙で後押しできること

選挙の投票などと言うと、あまり馴染みのない候補者たちの公約や経歴や信条を理解して、その中に賛同できる人がいるかいないかと、思い惑う人が多いと思います。結局、そのような人が都合よく見つからないから、投票しない、という人も少なくないようです。…

ざっくりとした仮説

結局のところ、人間の心とか、意志や意識って一体何なのか。私自身の感情や体調が弛(たゆ)みなく変化する中で、そのようなことをどうしても知りたいと思っていました。脳と心の関係を考える場合、「物質的な脳の内部をいくら解剖してみても、心は見つから…

調べて安心を得る

今回、東京の自宅に帰ったことには、大きな目的が一つありました。かつて、町工場だった自宅および熔接屋の父の作業場には、古い蛍光灯がいくつも使われていました。私は、長野県にいる時に、PCB使用安定器の付いた蛍光灯などを見つけて適切に処分しない…

作業の合間を見て帰京

先月の2月に入った頃から、東京都の新規感染者数が減少傾向にあるのをネットでチェックしていました。この時分では、地元の田畑を準備するのには、まだ少し寒いようです。なので、今年は、今のうちに東京の実家へ帰省することに決めました。2年ぶりに実家…

油性ペンは不法投棄よりも強いのか?

私がリースで借りている農地のビニールハウスは、道路に面しています。それで、今日の日中に、その脇に置かれている白いレジ袋を見つけました。しっかりと縛って封をがされていましたが、明らかにゴミの不法投棄でした。 人間は、少し気が緩むと、「これ位い…

猫の日にうさぎ座を見る

ここ2、3日間くらい、外で夕方まで作業をしていました。私が借りている畑の土に飛散していたり埋まっている被覆ビニールの破片や切れ端を拾ったり掘り起こしたりする、言わば手のかかる作業をしていました。ここのところ、私の地元では日中の天気が良くて、…

夢のお告げと仮想について

茂木健一郎さんの著作『脳と仮想』(新潮文庫)を読んで以来、私はその『仮想』という脳の働きに、日常的に関心を持つようになりました。これまで、科学的あるいは論理的によくわからなかったことが、少しだけ明確にわかるようになってきたからです。 その、…

悪ふざけの延長

最近もまた、店内での迷惑行為が、SNSで拡散されて、二重の問題となっています。なんで公共の場でそんな迷惑行為をするのかとか、なんでそんなことをSNSにアップロードするのかとか、総じてどうしてそんなことをする前に思いとどまれないのかといった…

跳躍に早くもブレーキかかる

そういえば、年が明けて跳びはねているのは、日々の新型コロナウイルスの新規感染者数ばかりのようです。どんなに感染症予防対策を徹底しても、感染経路が断たれないようです。今回のブログ記事の後半で、私の最終防衛線について述べておきます。が、その前…

仮想現実なショートドラマ

まず、前回のブログ記事の要点の一つをおさらいします。仮想現実とは何か?と考える前に、仮想とは何か?と考えてみましょう。私の持っている古い国語辞典によると、仮想とは「仮にそうだと思うこと。想像。」と書かれています。あるいは、現在のネットで調…

意外と身近な『仮想』の話

一般に『仮想現実』というと、某デジタルIT企業が商品化している、CG(あるいは、3DCG)や5Gによるものを指します。例えば、ユーザーは、その新たな現実の土俵上でアバターとなって、時空間の制約なしに自由に行動を飛躍させることもできたりしま…

昔話法廷『かちかち山』をテレビで観て

1月2日と3日の間の夜中に、Eテレで、昔話法廷『かちかち山』の回を観ました。あの、ウサギとタヌキのリアルできれいな被(かぶ)り物が見られる回の再放送でした。その、長くて白い耳の立ったウサギが、人間の裁判所の法廷で、タヌキを殺そうとした罪に…