2011-01-01から1年間の記事一覧

オバサンについて考える

いきなり余談ですが、今年は大きな震災があって、東京の自宅の周辺の家も多少の被害があったと、母から話を聞きました。私が実家へ戻ってきた時には、私の家を含めてほとんどの家で修復されていましたが、かなり新築の家でも窓ガラスが割れたり、ひびが入っ…

『名作をたずねて』の録音テープ

今年の9月14日の私のブログ記事『怖い話 その2』で書きましたエドガー・アラン・ポーの『黒猫』のラジオドラマを録音したテープを自宅で見つけました。カセットテープのラベルに『名作をたずねて』と書かれていました。さっそくポータブル・カセットプレ…

今年も東京に帰省する!?

ここ数日、長野県の地元が日中でも物凄く寒いので、無理して作業をしないで早々に引き揚げることにしました。つまり、今年は去年よりも1日早く、東京の実家へ帰ることにしました。毎年お世話になっている地元の農家の田中さんに挨拶に行って、来年もよろし…

私のプロフィール 実は東大でアルバイトをしていた

私は男女共学の影響を受けてか、それとも、ただの偶然か、小中学校から高校、大学まで、クラスの半分は常に女子でした。そういう環境はうらやましいと一般に思われるかもしれませんが、必ずしもそうでなかったことは現在の私の姿を見れば明らかです。 特に、…

路面の凍結に注意!!

私は、雪国の生まれではないので、長野県へ来た当初は油断していました。そのため、雪が降った後の坂道を下ると車が滑ってしまい、ハンドルが制御不能になって幾度か危ない目に会いました。今時分の長野県上田市は、雪は降るもののそんなには積もらないので…

大人のアニメは控え目で

およそ半年前の6月5日の私のブログの記事で、1980年代にテレビでやっていたアニメーション『ハートカクテル』のことを書きました。そのアニメは、わたせせいぞうさんの原作の忠実なアニメーション化でした。私も、講談社から出版された、わたせせいぞ…

私の本業 焚き火の作業

人手を使うと採算が取れないので、ここ数日間、日中に一人でその準備していたのですが、今日の午前中に焚き火をしました。『焚き火』と言うと、ここのところ寒い日が続いているので、都会で暮らす人から見れば、暖かくてうらやましいなあ、と思われるかもし…

好きになるのは人だけですか?

「恋っていうのはねえ、人間ごときにするものじゃなくて、お金にするものなの。お金は女を裏切らないの。私の辞書の中には、失恋なんて言葉は無いの。」 これはフジテレビのドラマ『やまとなでしこ』の中で松嶋菜々子さん扮するヒロイン神野桜子さんが言って…

カラオケ宴会芸を工夫する

年末の忘年会シーズンになってカラオケで唄うことになるサラリーマンの方も多いと思います。私も、二十代三十代の頃はサラリーマンでした。最低一曲は唄わないといけないことになっていて、いつも分厚い本を渡されて唄えそうな歌の名前を必死にさがしていた…

不思議なCDアルバム

最近私は、身のまわりにある沢山の物の中から、ある一つの物に気がつきました。何十枚かのCDを箱などから取り出して見ていくうちに、どうしてその一枚のCDアルバムだけ、私の手の届くところにいつもあるのかと不思議に思いました。それを箱の奥底や他の…

東尋坊を初訪問

今回JAの研修視察で行った福井県の直売所・道の駅の近くに、東尋坊(とうじんぼう)がありました。今回の視察コースで直売所・道の駅の次に、そこへ行くと決められていました。東尋坊とは、お坊さんの名前だったそうで、その言われが伝えられています。現…

架空の人物たち (その4) Gメン’75

私が10代中頃から10代後半あたりに、よくテレビで見ていた番組の一つに『Gメン’75』がありました。確か土曜日の夜九時にTBSテレビでやっていた番組だったと思います。一話完結のストーリーが通常多かったため、毎週見ていたわけではありませんが、…

放射線と原子力を科学的に説明した本に出会う

地元の本屋さんで見つけたのですが、このような本が早くも今年の5月に出版されていました。それは『早わかり!(図解)知っておきたい!!放射能と原子力』というタイトルの本でした。 この本の表カバーには、「正しく知ろう 放射能のこと」「見えない知ら…

インターネット上の責任を考えてみる

実は私は、インターネット上でどうしても主張できない意見を持っていました。今まで、そのことをネット上で公表したことはありません。私の本音としては「インターネットの使用は18歳未満お断り」が根本的な解決法だと思えたのですが、今となっては実現不…

私の本業 他県の直売所・道の駅を視察する

最近私は、3年ぶりに地元のJAきゅうり部会の研修視察に参加しました。日ごろ、県外に行く機会の少ない私にとって、また、地元のきゅうり生産者にとって、こうした研修視察は必要です。昔の会社の感覚で言えば、慰安旅行のように思われがちですが、そうでは…

私のプロフィール 足立体育学校と呼ばれたわけ

私は、東京の都立高校の普通科で学びました。中学校の偏差値で言えば中の上レベルの生徒が進学していた高校でした。ところが、当時の私にとっては、その学校はいくつかの点で普通の高校とは思えませんでした。 まず、当時の都立足立高校は学校の制服が自由で…

わかっているようで、そうではなかった!

天気予報の降水確率のことを、私は間違って理解していました。0%から100%まで、私は雨の降りやすさと雨の降る量や地域をごっちゃにして、それが降水確率であると思い込んでいました。0%ならば、その地域内の何処でもまったく雨が降らない。それは、…

私の本業 労働ではなくて活動

俳優の大鶴義丹さんが、かつて自伝を紹介するNHKテレビの番組でこんなふうなことをおっしゃっていました。「俺は、生まれてこのかた労働というものをしたことが無いなあ。活動はしてきたけど。」俳優や監督などの仕事は、『労働』ではなくて『活動』なの…

『イオンの全頭検査』から学ぶべきこと

以前、市場に出回った国産牛肉から暫定基準値を上回る放射線量が検出されるという事件がありました。国および地方自治体の関係機関がお手上げ状態になりそうになったその時から、日本国民の大多数は放射性物質からの自衛手段を必要と感じ始めていました。放…

夕日の無い赤い空

昨年の田んぼの倍の広さの田んぼから、稲わらを軽トラで運ぶ作業を始めて今日で4日目になります。そして、その作業が今日で終わりました。あとは、田んぼのまわりの草刈りをして、トラクターで田んぼの中を起こせば、今年の田んぼの作業は終わります。今年…

オムニバス映画の三部作を考える

ここのところ、私が話題にしている映画『世にも怪奇な物語』はオムニバス三話と呼ばれています。三話ともエドガー・アラン・ポーの原作によるという共通点があり、三人の映画監督の競作によるオムニバス映画であることは事実です。 ところが、それには次のよ…

私のプロフィール 博物館学を勉強していた本当の理由

二十歳を過ぎた頃の私は、大学で英文学の専攻のほかに博物館学芸員資格取得のための授業に出ていました。私の文学部の同級生には、本が好きで、図書館司書の資格取得のための授業を受ける人が少なくありませんでした。が、なぜか私は博物館に興味がありまし…

私のプロフィール 信州そばの手打ちそば

私が小学生の夏休みに、長野県松代の母の実家へ行った時のことです。長野県の田舎は8月の中ごろが旧盆なため、実家の近くのお寺へ、ご先祖様の送り迎えに必ず連れて行かされました。 ちなみに、私の場合『田舎(いなか)』と言うと、長野県しかありません。…

私のプロフィール お米が嫌いだった

以前少しこのブログで書いたとおり、東京で生まれ育った私は、子供の頃、ご飯を食べるのがあまり好きではありませんでした。だけど、好き嫌いで食べないことはいけないことと家で教えられていたために、毎食いやいや食べていました。 当時の私の家は家族が多…

映像の意味するもの その3

『世にも怪奇な物語』の『トビー・ダミット』で、誰もがアレッと思うシーンがあります。それは少女の姿をした悪魔の現れるシーンではありません。それはほんの一瞬の、1カットなのですが、この映画を見たほとんどの人の心に残ってしまう映像です。 家政婦の…

蜂(ハチ)に関する私の見方

蜂(ハチ)に刺されるのは怖いものです。一般的にそう考えられています。私も同感です。ビニールハウスの中できゅうりを取っている時、特にそう感じます。でも、毎日ビニールハウスでハチと鉢合わせしているうちに、今までとは違った見方も生まれてきました…

私の本業 季節はずれのとうもろこし

先週アルバイトのお兄ちゃんに5、6時間はぜかけを手伝ってもらったのですが、それでもまだ今回の30アールの田んぼのはぜかけが終わりませんでした。彼は、奥さんの両親が同じ地元の上田市で田んぼをやっているので、はぜかけ作業は慣れており、つい先日…

「農業は楽しいかい?」

時々会議もしくは酒の席で、私は地元の60代から70代のおじいさん(その方も農業をやっているのですが)に、「この仕事(農業)は楽しいかい?」と聞かれるときがあります。楽しいと答えるべきか、楽しくないと答えるべきか、そう聞かれるたびに考えてし…

私の本業 月明かりの下ではぜかけを続ける

月が出た、丘の上に人が立つてゐる。帽子の下に顔がある。(萩原朔太郎『蛙の死』より引用) 昔、テレビで見たウィスキーのCMで、花札の月見の札を見せて、「帽子の下に顔がある。」という男性のナレーションが入るものがありました。そのウィスキーのCM…

映像の意味するもの その2

まず、前回のおさらいをしておきましょう。『トビー・ダミット』という映画では、主人公の視点が映像化されていています。その特異な映像(および音響)は、アルコール依存症の主人公がもしも見たり感じたりしたら、こんなふうではないかという仮定に従って…