今年も東京に帰省する!?

 ここ数日、長野県の地元が日中でも物凄く寒いので、無理して作業をしないで早々に引き揚げることにしました。つまり、今年は去年よりも1日早く、東京の実家へ帰ることにしました。毎年お世話になっている地元の農家の田中さんに挨拶に行って、来年もよろしくお願いしますと言ってきました。
 車を使って高速道路で東京の実家へ帰る手段ももちろんあるのですが、ガソリン代がバカになりません。精神的に負担がかからなく、つまり、疲労度が少なく安全に移動する手段としては、今回もバスと鉄道の利用が良いと思いました。
 上田駅に行くまでは、菅平高原から降りてくるバスを利用しました。スキーシーズンの時節がら、バス停で待っていると観光バスがやってきました。このバスに乗って上田駅に行きました。色鮮やかなスキースーツに身を包んだお客さんばかりがそのバスに乗っていました。菅平スキー場からの帰りのお客さんでした。
 私はスキーをやったことがありません。スキーをやりに行ったことも、連れて行かれたことも残念ながらありません。二十代の頃、東京で冬場の金曜の夜になると、会社から直接スキーに行く準備をしている者たちを多く見かけました。当時の私は仕事が忙しくてスキーどころではありませんでした。(と一応、言いわけしておきます。)でも、その頃から比べると、今はスキーに行く人がかなり減ってしまったそうです。
 上田駅から長野新幹線で東京駅まで1時間半くらいで行けるようです。いつも私は、その終着駅(東京駅)の一つ手前である上野駅で下車します。一年ぶりに上野駅に着いてみると、周りにいる人の数は多いし、空気は冷たくないしで、1時間半前とは別世界にいるような気がしました。大きなカバンを持っていたので寄り道をすることができず、すぐに地下鉄に乗ってまっすぐ実家に帰ることにしました。
 実家の母と妹に簡単に挨拶して、仏様にも帰省の報告を簡単に済ましてから、私の使っていた部屋を見に行きました。実は今回、探し物をしてみようと考えていました。はたして、それは見つかるのか。紛失してしまったりしていないか。押入れ深くしまい込まれていて手が届かなかったり、それとも、過去のある時期に捨ててしまってなくなっていたりしはしないか。等々、不安はありますが、せっかく実家へ戻ってきたのですから、そのある物を少し時間をかけて探してみようと思います。