感染症対策必要なう

 今回の私のブログ記事タイトルはSNS風にしてみました。わけのわからない自信と余裕に満ちているかもしれません。現在私の住んでいる長野県でも、「新型コロナウィルス新規感染者数が日々増えているのに、何事だ!」とお怒りの人もおられるかもしれませんが、ワクチンの3回目接種から今ちょうどいいタイミングになって、日々気をつけてもいる私は意外と無事です。
 テレビの某番組を観ていたところ、「新型コロナウィルスは次々と変異していくので、引き続きマスクの着用、手洗い、密集注意などの感染対策をお願いします。」と、やや口早でアナウンスされていました。それを聞いて、とっさに私は、あれっ?と思いました。ウィルスの変異に対応して適切な手段に変えなくていいのかな、と思いました。
 そのようなアナウンスでは、「ウィルスが変異しているのに、人間の側が、今までのやり方をいつまでも変化させなくていいのだろうか。」と多くの人に疑問を抱かせてしまうかもしれません。もう、どうでもいいやと、これまでの対策に不信を抱いて、これまでやってきた努力を放棄してしまうかもしれません。すなわち、そのようなアナウンスは説得力に欠けていると思いました。余計なお節介かもしれませんが、「新型コロナウィルスは次々と変異して生き残ろうとしているので、それを邪魔するために是非とも、引き続きマスクの着用、手洗い、密集注意などの感染対策をお願いします。」というふうに、戦略的に説明をしたほうが、効果があると思いました。
 私は、どんなにPCR検査や抗原検査をやって、スクリーニングをしても、それがウィルスの感染を100%封じ込めできるとは思ってはいません。エアロゾル感染は、空間的にも時間的にも、人間のできうる管理体制をはるかに超えていると考えられるからです。ただし、感染症拡大をモニタリングできることに関しては、それらの検査は、現代的で最先端のツールだと思います。
 よって、総合的には、現時点の日本では、感染症対策の遅れというものはそれほど感じられないと思います。今を生きる一人一人の意識としては、日々、感染症に向き合うことが大切です。どうでもいいやと放棄しなければ、いいのです。安直な結論で申しわけありませんが、そうすれば、新たな日常に不安を抱くこともなくなる、と私は思いました。