私の本業 早起きは三文の得

 「早起きは三文の得」です。今時分の忙しい時は特にそうです。午前4時と5時の間で外は十分に明るくなってきます。本業の仕事の為に、少しでも時間が欲しいこの時期に、早く起きたいとは思います。
 しかし、起きられない。東京生まれで東京育ちの私にとって、朝があまりに静か過ぎるのです。運良く鳥のさえずりが聞こえて、外が白々と明けてきたのがわかっても、二度寝してしまい、目が覚めると6時を過ぎていることが多いのです。時計のアラームをセットしていても、鳴っているのがわからないことも少なくない。前の夜に寝るのが遅かった時は、自分の責任で仕方がないと思います。また、前の夜にテレビで面白い番組をみているうちに眠ってしまって、目が覚めたら朝になっていた時も、やはり自分の責任で仕方がないと思います。
 でも、考えによっては、無理に早起きして、ふらふらして交通事故を起こしたり、怪我をしたり、体調を崩したりしない方がいいとも言えます。東京の頃の生活と違って、毎日軽トラを運転しなければいけません。最近は、毎日きゅうりやトマトの収穫・箱づめ(袋づめ)・出荷で時間が取られます。早起きして時間が欲しいのは山々なのですが、やはり安全第一で自己管理をするほうが優先します。私は、今は人から使われている立場ではありませんから、(といっても、何時までに作物を集荷場や直売所に持ってきてくれと言われれば、それに従わなければいけませんが)たとえ自分で立てたスケジュールが多少遅れていても焦ったり慌てたりしないで、自分の仕事を進めていこうと考えています。自分の代わりがいないため、もし交通事故や怪我を起こした場合は確実に仕事の流れが止まります。それこそ死活問題なので、何とか足元をよく見て行動する必要があるのです。