続・Windows8.1ニモ負ケズ

 今回のブログ記事を書く予定は、本当は元々ありませんでした。ところが、今日になって、それまでのウイルス対策ソフトが無効になっていることに気がついて、私は慌(あわ)ててしまいました。Windowsの新OSのバグの更新処理は自動的に行われても、ウイルスの検出と削除は、ウイルス対策ソフトが無いと困ります。それが無いと、インターネット接続は極めて危険なものになってしまいます。
 以前買った覚えのあるウイルス対策ソフトを部屋中で探して、やっと見つけました。ところが、それをノートパソコンにインストールしてから、そのメーカーのホームページを見たところ、完全にそのソフトのサポート期間が終了していました。つまり、ウイルス対策をできなくなったソフトをインストールしてしまったのです。急いで、そのソフトをアンインストールして、つまり、ノートパソコンから消して、新しいウイルス対策ソフトを買いに行きました。
 早速Windows8.1をインストールしたのと同じように、例のDVD装置からCD媒体のソフトを読み込んで、ウイルス対策ソフトをノートパソコンにセットアップしました。そして、ハードディスク内にウイルスがいないかどうかを、そのウイルス対策ソフトでチェックしてみたら、トロイの木馬型ウイルス(trojan)が一つだけ見つかりました。それを自動的に削除してもらいました。このように、インターネットに接続するのであれば、ウイルス対策ソフトは不可欠であると言えましょう。
 ついでに、Windows8.1の操作性について触れておきましょう。WindowsOSは、バージョンごとにユーザ・インターフェース、すなわち、キーボードやマウスやタッチパネルなどの操作の仕方が微妙に変わってきました。私は、それらに二十年近く関わってきましたが、Windows8.1の操作に関しては、まだ慣れていないところがあります。じきに慣れるとは思いますが、こればかりはスキルというよりも、数多くパソコンという機械に自ら触れて、その操作の要領をつかむしかないと思われます。
 Windows3.0/3.1が発売された頃は、現実に触ることができないほど高価格で、高嶺の花だったマッキントッシュ・パソコンと似たような簡単な操作(オペレーション)が、手ごろな価格で手に入るDOS/Vマシンでもできるということが、ものすごく画期的で魅力的に思えたものです。それから比べると、現在のWindows8.1のGUIの操作は、進化しているのか退化しているのかを単純に判断することはできないと思います。画面全体のデザインがすっきりしてきてはいますが、詳細な情報を見たり選んだりしようとすると、かなり複雑な情報を目にしたり相手にしなければならなくなります。
 一見、簡単そうで、いろいろと操作してみると、操作ミスに気を使ってしまいそうな部分があります。結局、それは慣れ不慣れの問題なのだと思います。従って、パソコンに簡単な操作をしたいだけなのであれば、あれこれ好き勝手にパソコンをいじくらないほうが得策なのかもしれません。本当はそう思っていても、つい実験的かつ冒険的なパソコンの操作をしてミスばかりしているのが、私の治らないクセなのかもしれない、と思っています。