私の本業 今年の初出荷

 長野県は冬が寒くて、まだ何も作れないのですが、去年の秋に収穫したお米を精米して、今日近くの直売所に出荷してきました。それが私にとっての今年の初出荷でした。今の時期は、地元でもお米を作っている人が多いので、直売所に出しても売れるとはかぎりません。私は、儲けなしで安く出荷しています。おそらく、外国産のお米が入ってきても、価格の安さでは負けないと思います。その代わり、地元の米農家さんやお米屋さんからは恨まれています。
 私は米農家ではないので、お米で生計を立てているわけではありません。それに、今はお米だけを主食にしている家庭も少なくなっていると思われます。私は、お米を高い値段で売る必要が無いのです。けれども、きゅうりを生産する人もまた全国的に増えているようなので、きゅうりの栽培と生産だけでは、生計が立ちづらくなってきました。お米の売上げも、その補助として必要不可欠になりつつあります。ただし、売れないと困るので、価格は必要以上に上げていません。
 今日あたりから、外も少しだけ暖かくなりました。ビニールハウス内の地面にも入って、春先に野菜苗が出荷できるように、そのためのトンネル設備を準備しました。1ヶ月以上その現場から離れていたせいで、足腰がちょっと痛くなりました。せっかく暖かくなったのに、それに合わせて体が動いてくれないのは残念なことでしたが、今のうちに体を少しずつ慣らしていこうと思いました。無理をして怪我でもして動けなくなると、せっかく暖かくなるのを待っていたことがムダになってしまうと思いました。