2010年の自分を漢字で表すと…

 私も、テレビや雑誌の真似をして、今年の私の姿を漢字で表してみようと思いつきました。今年の私は、『忙』だったと思いました。公私ともに、あらゆることに忙しかったです。心偏に亡くすと書いて、『忙』ですが、今年の忙しさは、私のかつて経験していない感じの忙しさでした。心を亡くすという意味では、『忘』という漢字もありますが、今年の私はその逆でした。
 今までとどう違うかと言えば、今までは、仕事に忙しくて、私個人のことがおろそかになり、最悪大事なものやひとを失うことが多い人生でした。ところが、今年は、どんなに忙しくても、自分自身を亡くすような、無茶をしなくなりました。仕事で忙しくても、仕事以外で忙しくても、私自身のできる範囲を超えて無理をしないことにしました。はたから見たら、そうではないよう見えたかもしれません。が、それはあくまでも結果がそうなったというだけのことで、心構えとしては、無理無茶をしないことが今年の大原則でした。
 今年の忙しさは、どんなに忙しくても大切な事を忘れない忙しさでした。忙しさの中に、私自身の大切な気持ちを忘れない忙しさでした。だから、この一年、そして、今でも仕事や仕事以外のことに、あまり落ち込まずに頑張れるのだと思います。今年もいろんな大変なことがあり、今もうまくいかないことがありますが、体調を崩さず続けていけば、いかなることも悪い方向には行かないと思います。たとえ悪い結果が表れても、ダメだと思わないことです。
 本業において、今年は周りの人たちが忙しくて、作業を手伝ってもらえず、助けてもらえず、一人で知恵を絞って、一人で何とかしなければなりませんでした。でも、この仕事上、それが最善とは思えません。反省点はいくらでもあります。とりあえず、今年はこれで何とか乗り切ったということです。本業に対する私の長期的な計画は、いずれいつか披露するつもりです。